現在、褥瘡や糖尿性下肢潰瘍等の慢性創傷患者が多い米国では、その治療費は毎年3兆円に達す ると言われており、今後の長寿命化によって、さらに増加する可能性が指摘されています。
また、慢性創傷の場合、感染が発生する恐れがあるため、その防止や治療のため抗生物質や抗菌ク リームが使用されていますが、近年、多剤薬品耐性菌(MRSA等)など、抗生物質や抗菌クリームでは除 去不可能な細菌が増大していること、さらには、抗生物質の使用により薬品耐性菌を新たにつくり出して しまうリスクが指摘されています。
本装置は、「狭帯域スペクトル紫外線技術」により、ヒト細胞 やヒト組織を損傷せずに選択的に細菌やウイルスを死滅させる紫外線殺菌システムを搭載した装置 です。